しっかり噛める喜びを
インプラントとは、生体以外の人工物によって病気や怪我などで失われた組織や、期間を補う治療法のことを言います。歯科医療では植込式の人工歯根のことで、歯を抜いて失った部分の顎の骨に、歯の土台となるものを埋入します。
当院でもインプラントを希望される患者様が増えてきました。
インプラントの材質は、生体適合性の良い「チタン合金」を使い、骨と結合し、天然歯と同じような力で咬むことができます。
メリット
- しっかり噛める
- 入れ歯に比べ、不快感や違和感が少ない
- ブリッジのように他の歯を削る必要がない
- 見た目が良い
デメリット
- 外科的手術が必要である
- 入れ歯やブリッジよりも治療期間が長い
- 保険が適用されないため、他の治療法に比べ高額
■ インプラント治療の流れ ■
1.診査と治療計画
周りの歯や歯周組織の状態を調べます。また、模型(歯型)を作成しかみ合わせの状態などを調べ、必要に応じてCT撮影を行い緻密な治療計画を立てます。
2.インプラント(人工歯根)埋入
局所麻酔下でインプラント体を骨に埋め込みます。切開した部分は一旦縫い合わせます。
3.治療期間
インプラント体が骨と結合するまで待ちます。(上の歯で3~8ヶ月、下の歯で3~6ヶ月)
前歯のケースでは、この期間中仮の歯を入れます。
4.ポストアバットメントの固定
ポストアバットメントをスクリューで固定して、仮の歯を被せます。